上野方面に用事があったのでずっと行きたかった上野で摩利支天が祀られているお寺へ。
今回は御徒町駅から徒歩。電車乗ってるとデカデカ摩利支天と書かれている摩利支天徳大寺までは歩いて5分ぐらいかな。アメ横の外れにどしんと佇んでいるから迷いづらいとは思う。
「アンダーニンジャ」という「アイアムアヒーロー」の花沢健吾先生原作のアニメが大好きで、タイトルの通り「現代で忍者が任務を遂行する話」なんだけど、舞台が現代なだけあって、ピンキリだけど武器が割と最先端なんだよね。宇宙からレーザー光線で攻撃したり、ペン型の網トラップが出てきたり、バイクがしゃべったり。
その無駄ハイスペック武器の一つに「摩利支天4.0」という一見してただのパーカーなんだけど、上半身だけ透明になれる武器というか装備がありまして。
「パーカーを着るとそこだけ透明になる」って一見ハイスペックじゃないですか。でも起動するには摩利支天の真言の「オン アニチ マリシエイ ソワカ」を唱えないと透明にならない案外アナログ仕様。
それでずっとここには聖地巡礼的な意味で行きたかったんですよね。
なのにいつも上野付近にはよく出没してたんだけど、普通に存在忘れていたり、行けても時間無かったり(泣)念願でございます。
撫でれる猪。人もいなかったし、珍しく撫でてみた。気力、体力、財力をゲット。見た通り猪が灼熱だったぜ。
「そもそも摩利支天って何?」と説明すると、陽炎を神格化した女神。
陽炎=実質空気なので、実体が無い=傷つかないとされ、女神としては珍しく護身除災の神として、武士や忍の時代には戦勝、現代では厄除けの神と信仰されている。猪に乗っていると言われているので、境内には猪がたくさん。
実体がないことから忍者から絶大な支持をされていたんですよね。
基本的に神社やお寺に行ってから補完でサイト見たり他の方のブログ読んだりするんだけど、「摩利支天様は即効性がある」とか「ご利益は本当」と書かれていることが多くてびっくりした。そもそも摩利支天に言及しているブログ自体が他の神様仏様に比べて少ないんだけど、高確率で「効果があった」と結構多いのよ。
ここのお寺自体有名ではあるんだけど、他のパワースポットと呼ばれるところに比べでばアメ横の中にあるから規模は小さめだし、そもそも摩利支天が祀られているお寺すら少ないんだよね。
で、私にもびっくりしたことが起きた。
普通のおみくじ引いたら出産のところに「女児」って書いてあってさ。お寺行った数時間後に妊娠中の友人から「今日性別分かった!女の子だった!」と連絡きてびっくり!友達のことじゃん!
そのこと返信したら「何言ってるか意味わからん!」て言われたんだけど、何が言いたいっておみくじに赤ちゃんの性別書いてあるのはじめて見たのよ!だから返信したのにひどいな〜!
確かに弁天様や鬼子母神のような女神様を祀るお寺とは空気が違うような。
アメ横の活気ある空気はそのままだけど、マイナスな空気を一切排除したような明快な清らかなさがある。確かに気力、体力、財力を授けてくれそうな空気感だった。
この徳大寺もだし有名どころだと酉の市もだけど、神社やお寺のある繁華街や商店街、街ぐるみのお祭りってもれなく繁盛するよね。本当にそういう力ってあるんじゃないかな。